玉ろぐ（佐賀玉屋発信ブログ）

南館6階 若楠・銀杏でただ今開催中の、
香蘭社　赤繪町工房展・香蘭社の逸品展では
本日15日（土）・と16日(日)の2日間、香蘭社伝統工芸士による絵付けの実演が行われております。



こちらは絵付けの前の下絵を描いているところだそうです。
ちなみにこの絵付けの柄ですが、昭和天皇ご成婚記念献上品と同じ絵柄だそうで、
宮内庁御用品として数々の御用品や献上品を納めてきた
香蘭社の歴史や技法を間近で見ることが出来る素晴らしい機会かと思います(*^_^*)




さて今回は1990年に香蘭社より誕生いたしました「赤繪町工房」の設立25周年を記念して、
「赤繪町物語」をテーマに自由で洗練された赤繪町の魅力を表現したものと
香蘭社の逸品の数々を展示しました「香蘭社の逸品展」の2つを同時に開催いたしております。



香蘭社の逸品展では、もう同じ物の制作は難しいといわれている壺をはじめとした
香蘭社の逸品がならんでおり、そのフォルムやデザイン・絵付けの美しさに思わず
見入ってしまいます。



さて、ただ今会場では「ルリ縁起干支花瓶」のご注文を受け付けております。
香蘭社を代表する瑠璃を施した杵型花瓶に、
金彩で描いた可愛らしい十二支の中からお好きな二つをあしらって、
オリジナルの花瓶をお作りいただけます。
前面と背面の2箇所に干支を焼き付けますので、
表に自分の干支を、裏には自分の生まれ年から六つ先に位置する裏干支を配置するのもおすすめとのこと。
と言いますのも、生まれ干支と裏干支を併せ持つことで相互の干支の足りない部分を補い合い、
高めあうことで目の届かない後方も守られるそうで、縁起物の花瓶として贈答用にもおすすめですね(^^）


赤繪町工房展「赤繪町物語」は
南館6階 若楠・銀杏で8月23日（日）まで開催。
今日・明日はぜひ絵付けの実演を間近でご覧くださいませ。。